口腔筋機能療法

口腔筋機能療法(MFT)とは

舌・口唇・頬筋・咀嚼(そしゃく)筋などの口周りの筋肉のバランスを整え、正しい鼻呼吸を促します。歯並びを乱す原因を取りさり、本来の歯並びを取り戻すことにつなげる療法です。

歯並びや噛み合わせの乱れは、遺伝だけでなく幼少期の生活習慣や癖なども大きく影響します。指しゃぶりや、口呼吸が習慣化になったり、常に舌で前歯を押し出すクセがあったりすると歯並びが乱れてしまいます。

子供の癖などが引き起こす筋肉の不調和を、トレーニングによって整える療法。舌・口唇・頬などの口腔顔面筋を鍛えることで、日常生活を送っている中での舌・唇の位置を改善したり、呼吸などの口腔機能を改善したりする効果が期待できます。

さまざまな子供の癖に対応できる療法ですが、「指しゃぶり」や「舌突出癖」が特に推奨されるケースとして挙げられます。
食事の時よく噛まない事が原因で、筋肉の発達に影響することがありますので癖が気になる方は、医師にご相談ください。

MFTで改善したほうがいいケース

●指しゃぶり

指しゃぶりは生後半年くらいまではよく見られ、通常成長していくにしたがって減少していくものです。それが何らかの理由で長い期間かつ頻繁に繰り返していると、次のようにさまざまな面に影響が出てきてしまいます。

歯並びへの影響

指で前歯を押し出す形になるため、上の前歯が前へ出てくる「上顎前突(出っ歯)」や、上下の歯が咬み合わない「開咬」などが起こりやすくなります。そうなってくると口が閉じにくく、体の健康に悪影響があると言われている「口呼吸」につながりがちです。

機能面への影響

歯並びに影響が出てしまった結果、前歯でしっかり食べ物を咬み切ることができなくなったり、食べ物を飲み込む瞬間に舌を押し出したりするなど、いわゆる「嚥下障害」の状態になる場合があります。

心への影響

周囲の反応などもあり、大きくなるにしたがって、「指しゃぶり」を恥ずかしいことと認識するようになります。さらに、大きくなっても指しゃぶりをやめることができない自分に対してコンプレックスを持つ場合もあります。

その他の影響

指がふやけたり、吸いだこができたりすることがあります。

●舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)

飲食のときに上と下の前歯の間に無意識に舌を出したり、日常的に前歯を舌で押し出したりする癖を、舌突出癖と言います。前出の指しゃぶりや舌が著しく大きい、乳歯や永久歯の状態などさまざまな原因で起こるものです。舌突出癖には主に次のような種類があります。

前方突出タイプ

飲食のときに舌を前へ出します。普段は舌が上の前歯と下の前歯の間にある前歯部開咬型と、下の前歯と下唇が下側へ傾いている上顎前突型に分けられます。

上下顎突出タイプ

上下の前歯が前に出ており、飲食のときに舌を上の歯列と下の歯列の間に出します。

下顎突出タイプ

飲食のときに、舌が下の前歯や歯列全体を前へ押し出します。

全突出タイプ

普段舌が下に沈み、咬んだときに前歯は接さず奥歯のみが接する状態で、口が閉じません。飲食のときは、舌が歯列全体を前へ押し出します。

両側性突出タイプ

普段も飲食のときも前歯と奥歯は接していますが、前歯と奥歯の間の歯が接していない状態。飲食のときには、歯が接していない部分から舌を前へ出します。。

片側性突出タイプ

片側だけが上下の歯が接さずにいる状態。普段も飲食のときも、その上下の歯が接さずに開いている部分から、舌を前へ出します。

 

MFT(筋機能療法)費用感

指導料(1回) 3,000円(税抜)~

 

MFTをすると

笑った顔がキラキラ輝く笑顔になります。
輝く笑顔は目の下がふっくら膨らみ口角がきゅっと上がった見るからに健康でパワーが溢れる表情です。

ふくらんだ目の下は頭蓋顔面骨の正常な発育を意味します。

上がった口角は表情筋のバランスが均一である証拠です。

また、見るからに健康な顔は鼻呼吸によって体の内側から健康であることを示しています。
つまり、表情は体の健康と正常な発達を表す鏡なのです。

皆さんはどんな表情で笑っていますか?

皆さんのお子さんは「あの 笑顔がかわいい子供でしょう?」と噂されるの表情ですか?

MFTで健康で素敵な笑顔の人を育てることが、私たちの目指すものです。

3歳~5歳の方へのMFTについて

舌の癖(クセ)は胎児の時から始まってしまうとも言われています。

乳幼児の口腔周囲筋がバランスを崩す原因

  • 姿勢
  • おっぱいの飲み方
  • 抱き方
  • 成長の過程を飛ばさなかったかどうか
  • 離乳食   などなど


赤ちゃんの背中はC型です。生理的湾曲を守って抱いてあげることで、骨盤の位置が整います。

整った骨盤は背骨を整え、鼻呼吸がしやすい姿勢をつくります。

また、抱くときや授乳の際には、眉間、首、おへそをつなぐラインがまっすぐになるようにすると、整体子育てにつながります。

高齢者へのMFT

高齢者の舌癖の原因

  • 歯周病やう蝕で歯を、失ったり、歯の形態が変わったことで舌の動きが変化
  • 顔面の筋肉が加齢によって衰える
  • 足腰の痛みなどで、良い姿勢を保てない理由ができる
  • 薬の副作用などで、口渇感が起こり、舌の動きが変化  など

舌根の拳上(きょじょう)が、【食堂・気管】を分ける弁の動きを左右します。

チェアサイドでできる高齢者のMFT

  • 口を大きくあけたままスポット
  • ポッピング
  • 唇のマッサージ
  • ブクブクうがい
  • 舌を左右にぎゅーっとのばす

できれば習慣化して続けていただきたいです。