あなたは自分の歯並びを気にしたことがありますか?
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歯並びが変われば、人生が変わるかも!!

顔の形、つまり筋肉バランスを狂わせているのは、あごの位置です。

あごの位置は、噛み合わせで決まってきます。つまり顔のバランスは噛み合わせに大きく影響を受けています。

あごのズレが、顔の対称性に影響を及ぼしています。

横から見た顔のバランスを決めているのは、あごの「前後」にズレです。

一方、前から見た顔のバランスはあごの「左右」のズレにより起こります。

あごは上あごの骨、下あごの骨からなり、ズレ方もそれぞれが三次元的に位置するため人ぞれぞれです。

実際の矯正治療はどのようなものでしょうか??

以前こんな患者様がいらっしゃいました。

その方は口が閉じない状態でした。口を閉じても、上下合わせても8本の奥歯があたっているだけで、前の歯は、すべて離れている状態です。

子供の頃からとても気にされていたそうですが、両親に相談しても取り合ってもらえず治すことができなかったそうです。

社会人になって、自分のお金で治そうと思い、近くの歯科医院を受診しました。

ところが、外科手術をしないと難しいと言われ、大学病院を勧められたそうです。

外科手術と聞くと、急に恐ろしくなってしまって、絶対に無理!と思われたそうです。

なんとか切らないで治せないだろうか?と、

いろいろな知人に聞いたところ自分と同じような噛み合わせの症例が外科手術をしないで治ったというのを聞いてカウンセリングにいらっしゃいました。

噛み合わせのズレは小さいものではありませんでしたが、結論から言うとこの患者様の場合は外科手術をしなくても歯科矯正で治療ができる範囲のあごのズレであることが分かりました。

矯正治療の手順

成長期のお子さまの場合、あごのズレを成長を利用して治すことができますが、成人の場合は基本的に骨のバランスを変えることはできません。ただし、歯の位置を治すことによって噛み合わせを変化させてそれによってズレを修正する事はできます。

 

垂直的関係

人によっては下顎の形が下に開いた形だったり閉じた形だったりします。これは咬筋などの筋肉の影響だと考えられていて噛む力が弱いと開いた形、強いと閉じた形になります。この患者様の場合は噛む力が弱く、下あごが開いた形になっていました。

水平的関係

前から見たときの左右のズレになります。この患者様では大きなズレはありませんでしたが、場合によっては上下の歯並びの横幅が合わないことで噛み合わせがズレ、左右差、さらには高さのズレにも繋がることがあります。

前後的関係

矯正治療の計画を立てる際、まず注目するズレで、ここを改善しないとしっかり噛む噛み合わせを作ることができません。成人の場合では、抜歯や矯正用アンカースクリューで奥歯の位置を変えることでズレの修正を行います。上あごが前にある場合を上顎前突いわゆる出っ歯、下あごが前に出ている場合は下顎前突、受け口と言います。この患者様の場合は上あごは正常で、下あごがわずかに前にでていましたが大きな前後的ズレではありませんでした。

矯正歯科治療だけで治る?具体的な治療方法は…

矯正用アンカースクリューを利用して今あたっている奥歯圧下(骨の中に歯を押し込む)する動きを行いました。

そうすることで奥歯の噛み合わせが低くなりその分前歯があたってきます。

つまり口も閉じやすくなります。

矯正用アンカースクリューはここ数年で一般的になってきている治療技術で骨にピアスのような小さなスクリューを使用します。痛そうに聞こえますが、抜歯よりも麻酔の量は少なく外す時は麻酔も要りません。

この技術によって今まで難かしいとされていた圧下の移動も確実に、今までと比較して短期間で行えるようになってきました。

この患者様の場合、口元のバランスは良好でしたので抜歯はしないで咬合の改善を行いました。

治療期間は2年ほどでした

「ずーっと悩んできました。こんなに早く終わるのなら、もっと早くやるんでした!」と仰っていました。

治療を終えて…

患者様は、このようにお話しされていました

口が閉じやすくなったたとで、すっきりとした口元になり、頬にハリが出て、顔が変わったと言われるようになりました。

今まで口元を隠して小さくなっていたのですが、口を閉じることに神経を使わなくて良くなったので、ストレスがとても軽くなりました。

自分では気付いていなかったのですが、今までは噛み合わせのせいで話す時も息が漏れたり、口がちゃんと閉じているかどうかをずっと気にしていたので、友達との会話にも余裕がありませんでした。

口元にエネルギーを使わなくなったので毎日の生活が一変したそうです。

仕事でもプライベートでも自然に話ができるようになり話をすることがとても楽しくなったとのことす。

治療結果には大変満足していただいたのですが、歯並びは生きている限り一生変化していきます。特に今回の患者さまのように開咬と言われ前歯の噛んでいない噛み合わせは最も歯並びを維持することが難しいとされています。

それはこの歯並びの原因が機能的な問題と関係が深いためです。

前歯が噛まない原因は舌が挟まったり、舌で歯を押してしまったりすることが考えられます。

さらにその背景に口呼吸や姿勢も関係しています。今後、治療後の歯並び維持していくために矯正治療で歯を並べて終わりというだけでなく、このような機能的な問題もトレーニングや耳鼻科疾患の改善によってアプローチする必要があります。

最後に、この患者様は、もっと早く歯並びについて矯正歯科で相談したらよかったと仰っていました。

矯正治療は期間もかかり長いお付き合いになるため、気になる治療期間や費用など気軽に相談してみて下さいね。

 

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